無理してでも・・・
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![]() 正確さという性能一本やりできた日本の時計メーカーも、最近は上質なアクセサリーとしての腕時計を作る方向で模索している。日本メーカーの100年を少し超えた歴史に比べると、スイスのメーカーは250年と倍以上の歴史を持っていることから、時計、特に男がこだわる腕時計の世界は、時間を越えてどのくらいの広がりとその価値が看做されているのか知る手立ては、ちゃんと設立されている。 ![]() これほど妄想の世界に飛び込みやすい本はない。自分の懐具合はさておいて、幾つか気になるものを選び出し比較検討し始める自分にあきれ返ることたびたびで、あまり体によくない本といえる。 ![]() ちなみに、ほとんどの人にとって知る必要のないデータですが、2002年のオークションで過去最高の落札価格が出たそうで、1937年製造パティックフィリップでプラチナ製ワールドワイド腕時計が約32億円(80円/ドル計算)だったそうです。時計好きなら、手にはいらないレベルのものであっても、たった直径約40mm・厚さ5mm前後のサイズにこれほどの世界が構築されてきたことを知るだけでも価値があるなどという言い訳は、所詮ただの言い訳に過ぎません。 ![]() しかし、楽しい。店頭に展示してありますから、見に来てください。 ![]() ![]() ![]() |