前回、「グラン・トリノ」という映画について書いたのですが、
書いている途中、他にもフォード車が
印象に残った映画があったのをおぼろげに思い出しました。

ある晴れた日、風が吹き渡る草原で寝転ぶケビン・コスナー、
その風はヘリコプターの巻き起こしたものだった、はず……。
オープニングのワンシーンしか思い出せないまま、
ネットでチャカチャカ探してみましたら、幸運なことに見つかりました。
1992年の「パーフェクト・ワールド」という映画でした。
そして笑えたことに、これもクリント・イーストウッド監督の作品でした。
「フォード好きだね、おじいちゃん(笑)」と思いながら、
ツ●ヤへレンタルしに行ってきました。

どういうお話かというとコスナー演じるブッチが刑務所を脱獄し、
子供を誘拐して逃げるという、なんだかベタベタな展開を想起させる
とても不穏なストーリーです。
しかし、そこはイーストウッド監督。深イイ作品となっておりました。

肝心のフォード車は逃走用の足に使われたフェアレーン。
印象に残っていた理由は、逃走用の車を物色している時、
ブッチがフォード車にこだわったからでした。
グラン・トリノと違って、その背負う意味はそれほど重くはないのですが、
ただ、走ります。パトカーをボコったりもします。
ほとんど動いていなかったグラン・トリノとは大違いです。
まあ、逃走用として登場するのですから、
当たり前といえば当たり前ですが。

アメリカの田舎道を気持ち良さ気に駆け抜けるフェアレーン
(その他2台)。
鬱陶しい梅雨空を、一瞬、忘れることができました。
残念ながら、フェアレーンの本は出てないので、
お調べの際は↓こちらをご参照ください。

Standard Catalog of Ford 4th Edition


この映画を映画として観るときは、
ぜひ「パーフェクト・ワールド」というタイトルを頭に置いてみてください。
深イイ感じがジワジワと伝わってきます。

ところで、なんでイーストウッド監督はフォード車にこだわるんでしょう?
ちょっと調べてみたのですが、同じ疑問を持った方々を見つけただけでした。


本店スタッフ A.N