件のカスタム自転車も無事完成、快調に走ります。
しばらく自転車の話題が続いたので今回の話題はF1で。

’80年代初頭の悪夢再び、F1が分裂の危機です。
当時のいわゆる「FISA-FOCA戦争」については
書物等のまとまった記録はなく、現在では
レース史を紐解くしかそれを知る方法はありません。

F1世界選手権 80年代総集編 DVD


このDVDでも少々触れている程度
誰もが悪夢として葬り去りたい事象なのかもしれません。

聞けば今回の騒動の中心(と私は思う)
フェラーリはFIAに対し2012年までの参戦の義務があるとのこと。
フェラーリが撤退となると
トップフォーミュラの威厳のために同社の参戦は欠かせないFIA
との間で訴訟、高額な違約金に発展するのは明らかです。

フェラーリは
その違約金を払うくらいなら
FIAの言う低バジェットで型遅れのマシンを用意、
FIAシリーズにエントリー、
テールエンダーでもよいからグリッドを埋め
重ねて
新しいFOTAシリーズを高バジェットで華麗に闘う(!)
というプラン(?)はいかがでしょうか?

フェラーリが2つのシリーズを闘う

ことで全員が納得できる結果になるように思います。

チーム数の不足するFOTAシリーズは
各コンストラクター3台エントリーとすれば十分、
テストドライバーにも出番ができます。
一方FIAシリーズは
GP2チームの大量ステップアップで
「GP1.5(あるいはF1.5)」に成り下がるものの
フェラーリを破る快感は
各エントラントの自尊心をくすぐり
それなりのコンペティションを生むことでしょう。

そしてFOTAシリーズはオーバルも取り入れ
インディとの連携で、真のワールドシリーズを・・・。
と妄想はこれくらいで。

新シリーズの名は’80年代にいわれた
「フォーミュラ・モンディアル」
で決定でしょう。

東京店 店長 T.K.